クリムトの作品は、油彩10点ほど、素描30点ほどですが、そのほかの展示品が多く、見応えがありました。クリムトをリーダーとする「ウィーン分離派」の機関誌「ヴェル・サクルム」や、分離派展のポスター等が数多く展示されていました。当時の美術界の流れから抜け出そうとした画家や芸術家の願いや活動の様子が伝わってきました。ウィーン大学講堂の三枚の天井画が、当時は人々に受け入れられず批判にさらされ、戦火の中に消えてしまったのは、本当に大きな損失だと思います。あまりにも勿体ない‥
15年前頃かな‥初めてのヨーロッパ旅行で、一番最初に訪れたのがウィーンでした。初めて目にする西洋の美しい町並みに大感動!! その時、確かに美術史美術館に行ってクリムトの作品も見ているはずなのに、残念ながら記憶が曖昧です。これまた本当に勿体ない‥。勉強不足で反省です‥。